侍狼の分かりやすいポイント

3時間勝負で今回も侍狼とランで行きました。
主人もまた反対の山を行きました。

私は今回は出尾根を一つ一つ攻める形で山入りしました。

まずはこの間獲った1本目の出尾根の谷、ここはスルーして2本目の出尾根の谷、短いシダが密集していて侍狼もポイントしますが、どんどん下に下っても静寂の中たまにランがガサガサと走っていたので、
小さいのや鹿は多分ほとんど追っ払ってるんだと思います。

侍狼は仕事をしっかりするので谷の下まで降りていってシダを捜索しますが、特定できず、ここは諦め3本目の出尾根へ行き谷間を覗くとシダや倒木、もっと下の方は竹藪で倒れた竹だらけ、いかにも寝てそうと思い慎重に侍狼の様子を確認しながら少しずつ下りて倒木の根っこが横たわって陰になっている所とかポイントして近づいたりソワソワしていたので上で座って少し様子を見る事に、出てこないか捲ってこないか期待しましたが、侍狼が次へと行動が移ったので諦めて既に2時間経過。

そこで主人から獲ったよ!と連絡が入り私もだいぶ奥に入っちゃったので今日はここまでに、諦めて車へ戻ると伝え戻ることに・・・。

上ったところが4本目の出尾根、「帰ろう」と侍狼とランに言いながら尾根筋を歩いていると次に谷間で侍狼がポイントしてソワソワし始めました。
下を覗くとここは射角チャンスの難しそうなデコボコとシダや倒木、岩があり寄り付きしにくく走られちゃいそうな場所。

それでも懸命に捜索し出した侍狼にランも私も少しずつ寄り付いてみます。

主人からよく聞く寝てる猪は岩や石の様に動かないから分からないと聞いているので、侍狼の見る方向を目を凝らして(あれ石かな?猪かな?)と思いながら、気取られても確認だけでもしようと少しずつ寄り付き10mのところで侍狼が私の見ているものの後ろを警戒しながら臭いをとって「ん???」
侍狼の目の先1m切っていたと思います。

その先を見ると岩の様な猪でした。
初めて目視したので思わず小声で「猪じゃん!」と呟いて、猪は、私には気付かず侍狼をじーっと見つめ(いつ捲ってやろうか)と伺っている様子。

あと一歩近付きたい。
そーっと寄り付き的が大きいから絶対外さない距離7mくらいのところで左横を狙って1発、当たった。
よろよろと降りて逃げるので侍狼に「行け行け!」と言いながら私も一目散に追いかけ猪が転んだのですぐ追いつき止め打ちと最後に止め刺し。

「侍狼ありがとう!すっごく分かりやすかった!侍狼凄いよ!」と讃えました。

ランはまだ慣れずもう少し掛かりそうですが、先住犬の先輩甲斐犬も最初こんな感じだったけど少しずつ慣れて最終的には主人に良く獲らせてくれたから焦らず経験させて行きます。

主人に電話して報告しました。主人は逆の山で獲ったので車まで1時間掛かるとの事。私もGPSを見ると車まで結構離れていて、反対の道からの方が下ろしやすのでマークを付け私の方が先に車に戻ってこれ侍狼とランを車に乗せて下り主人と合流。

先に私の方の猪を回収して、主人の猪を回収して帰路に着きました。




主人の方は、11月中、猪15頭目達成(小猪除く)1年分の食料確保目指しています。

またYoutubeの方で第十二話「寝ている猪を起こさず撃たせる」を公開中です。

第十三話、第十四話は近日公開予定です。

愛鷹先生と主人との信頼関係が見逃せない、甲斐犬の魅力たっぷりの動画です。

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髙竜犬舎

甲斐犬狩猟犬としての原始的な姿を保存する目的の甲斐犬専門犬舎です。

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