猟期が近づいています。
毎年思う事ですが、今年、罠猟も9月いっぱいでやめて私達は鉄砲モードに入っています。毎日朝から犬を連れて山散歩をみっちりしていつでも行ける様にしています。
また、当犬舎から猟犬として巣立った犬達がどう成長しているかの一報を楽しみに。
甲斐犬でグループ猟、単独猟、単犬、多頭、やり方は様々ですが、
毎回書きますが本当に甲斐犬は性格にもよります。猟で使役なさる方は、他犬舎から、当犬舎からの犬で実際に山に行って、イメージと現実に悩まれて、相談される事もあります。
相談される方は良いと思います。
ベテラン猟師さんで、犬種の特性を理解してダメ出ししつつも、これが甲斐犬だよね。と、明らかに勝てないサイズの猪に咬みに行くのは、違うよね等(甲斐犬も色々で中には切られたり、咬みに行く子もいますが)
1番不味いのは、譲渡先の犬舎に相談出来ず、自分の猟師としてのプライドが邪魔をし、正直に伝え、相談出来ない事。
また、違う犬舎で犬を迎えたり。色々な犬舎さんの犬を使役するのも勉強になり良いと思いますが。大体、お会いして、お話すれば、わかってしまうと主人は言います。
犬だから猟欲はあって当然で、獲物を追いかけた等は普通のことです。
大切なのは、「賢さ」だと私見ですが思っています。
それぞれ目的繁殖しても性格の違いも当然あり獲物に対する反応も違うので。
仕込みに関してもポイントが確実な子はポイントを磨けば良いと思います。
捲らせる事が出来る子はそこを伸ばせば良いと思います。
毎週末山に犬と入れば、猟期に三回位はラッキーチャンスがあり、仕留める事も出来ると思います。
獣も命懸けで賢いので、最初は逃げられて当然と思いますが、獲れた時も獲れない時も、何で獲れたか?何で獲れなかったか?
考えないと、捕獲率は上がらないと思います。
1教えてもらい10学ぶ人。
見ただけで、考え出来てしまう人。
いつまでも出来ない人。
格闘技に例えて良く言いますが、教えてもらって出来たらみんな世界チャンピオンだらけだよ。
どの世界もそうですが、嘘に思えてしまう話。
本当に嘘の話。
その話をしてる人を見れば直ぐに解ることではないでしょうか。
1番の問題は、やった事もないのに聞いた話を語る人。
物事の成長は何年やったかではないのでは。
今猟期は良くも悪くもGoProでのYouTube配信をしますので、映像が全てを語ります。
犬に沿った自然体の猟スタイルです。
映像のみで一見、、なんて事のない大切な場面も言葉等の入力は致しません。
甲斐犬単独猟の先駆者様にショードッグ目的で作出された犬で何をしたいのか解らない、等々叱咤激励も今まで受けました。
犬と狩猟をやった事がないと、この言葉の意味も解らない。
山散歩と狩猟は違う。
犬との過ごし方は人それぞれ。
家族として大切にして頂けるのが形はどうあれ1番の幸せだと思ってます。
どれだけ考え努力して、濃密な時間を過ごしたか。
それを肝に銘じて、甲斐犬と向き合い今猟期も頑張ります。
まだまだ未熟者で失敗だらけの映像となると思いますが、
本当に普段通りの自然体を撮影致します。
何か感じて頂けたら幸いです。
これが主人の伝えたい事です。
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