主人、久しぶりの出猟です。
狩猟見学など甲斐犬の魅力には触れていました。
12日(水)、南伊豆までキキと侍狼を連れ行きました。
キキは、先住犬のハクや愛鷹に付けて猪猟のやり方を学習しました。主人とのやり取りも全部山へ行くたびに覚え言うことない狩猟甲斐犬に成長しました。
侍狼は前期怖いもの知らずなところあり初猟で大きい猪を追い出して獲らせてくれました。
今期は寝ていた場所や先手で逃げられる事が多くその原因は足音だと気付き、軽やかに歩くキキに比べて足音を良くたてて山を楽しんでいるまだ無邪気な感じが今回払拭されました。
最近キキと一緒に散歩するようになってから歩き方が少し変わった嘘みたいで本当の話しもあり、相性は大事だと思いますがキキと一緒に山へ行ってから歩き方をキキに学んでいるんですね。犬の社会もあります。
久しぶりの山で最初は鹿を250m追いましたが、その場で待ちすぐ仕切り直し、自分が歩いて迎えに行ったりはしません。常に主人の事を意識して行動しているのでちゃんと戻ってきます。
人間が歩き回ると、この後の猟果にも影響します。
風があるので尾根の50m下を風の受けない北を歩く事に決め、キキと侍狼の行動を目で追いゆっくり歩きます。キキ、侍狼サーっと下りていき侍狼戻ってきて「何かいる」って伝え、また下りていきキキもこちらにアイコンタクトを送りまだ距離はあるので1段獣道を下り目線の先を見ると50m下の岩場が3個あり、キキも侍狼も足音を立てずソっと知らせに来るので大きいか群れという事が想像つき、前回の失敗も踏まえソっと近づきます。
10mまで近づき1つずつ岩の裏を目だけを動かして2つはいない事を確認し最後の岩場を静かに覗き込むと3頭の猪が寝ているのを発見!
全くこちらに気付かず熟睡中!?
7mで先大きい猪を撃ちすぐ隣の小猪も撃ちもう1頭逃げてき撃った2頭は斜面をゴロンゴロンことがって行き大きい猪は途中の木に当たり止まりもう一頭はもっと下まで転がってしまい、大きい猪の方へ近づくとひっくり返ってピクピクしているので慎重に近づきます。
起き上がる気配がないのでその場で止め刺しメスの70kg級猪を仕留めました。
寝てる猪を見せてくれるの甲斐犬単独猟のならではです。
道路脇まで下ろしここから車まで1時間半また山をふた山越えて戻る事にしヘトヘトだけどふた山を越え車まであと少しの所でキキと侍狼がまた行っては戻ってくるを繰り返しアイコンタクトして下をみてまた行った所ですぐ戻ってくる行動をみてかなり大きい猪が上がってくると思いジっと銃を構えて待つと下からノッソノッソと歩いて現れた大猪に5m目の前で目が合い何か違和感を感じ止まった大猪にドットサイトの点にゆっくり合わせ撃ちましたがその動きに気づき逃げていったところをもう1発撃ちましたが走られてしまい残念でした。
一瞬で恐怖を感じる大きさだったそうです。
車に戻り猪を回収して帰路に着きました。
キキは主人のやりたい事を理解して的確に導いてくれます。侍狼はそれを学びスキルアップしました。狩猟甲斐犬の賢さは山で初めて経験できる魅力ある犬種です。
山の恵みに感謝です。
ありがとうございます。
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