初めて犬を迎え入れる方や甲斐犬を迎え入れるのは初めてと言う方へ一読して頂き参考になれば幸いです。
初めて甲斐犬を迎え入れる飼い主さんへ伝えたいのは「気構え」と「覚悟」と「根気」と「努力」と「責任」が必要と言う事です。
難しく考える必要はありませんが、1番は先を見据えた環境作りができる場所かな?
犬が飼えない環境になったなら犬が飼える環境を探せるかな?
これは一生一緒に暮らす為には考えておかなければならない最低限の事柄です。
都会でよく耳にするのが1部のドッグトレーナー、しつけ教室等では人間社会の都合の良い犬にする為の躾やトレーニングを教える場所で犬種の特性を生かしたトレーニング方法では無く、マニュアル式がほとんどです。
甲斐犬お断りのトレーナーさんも多く、何故甲斐犬を選んだのか?や子犬のうちに里親を探した方がいいと勧められる等、トレーナーさんだけじゃなく獣医さんまでも甲斐犬に対する意識、先入観が強く3~4ヵ月の子犬に対して飼い主さんを煽る事を伝え大きな不安となって帰ってくる事があります。
困ってSOSを出しているのにプロが煽るのもおかしな事でが、1番の原因は犬を飼うと決めた時の「覚悟」が安易な気持ちその一方では家族の一員として迎え入れる気持ちだったり人それぞれで 温度差があるのも事実。
原因は飼い主さんの「気構え」と「覚悟」と「根気」と「努力」と「責任」の解釈もあります。
一緒にいればいつでも可愛い訳ではありません。排泄のお世話、運動をさせてあげる事、時には吠えて周りを困らせることもあります。悪い事だけあげて、こんな筈じゃなかったと…少しずつ愛犬から気持ちが離れていき飼い主自身の気持ちのコントロールがきかなくなってしまい、いっその事手放せば全部がリセットされると考え現実逃避してしまう。
人間だから時にはそんな気持ちになってしまう事に避難はしません。
それを行動に起こす事に切なく悲しく胸がギュッと怒りが込み上げてきます。
行動を起こす人は決まって「もっと良い飼い主さんの元へ行った方が幸せになると…」
私はそうは思いません。いままでずっと一緒に居たんです。愛犬があなたを忘れる事は死ぬまでないでしょう。
困った事があっても今の環境を変える手段を選べば対処方法は山ほどあります。
愛犬の問題行動は理想の型にはめようとしてしまうから、結局人間のエゴになってしまいます。
勿論、甘やかすのと犬の権利を尊重するのとは全く違う事です。
甘やかしてわがままに育てた結果、問題行動を起こす犬なってしまうのと、
犬の権利を制限した結果、問題行動と決めてしまうのも、全て飼い主さんの「責任」なんです。
最初に記述した「気構え」と「覚悟」と「根気」と「努力」によって「責任」が果たせる。一生一緒という選択が当たり前なんです。
3~4ヵ月の子犬を自分で躾ける事のできない飼い主さんが近年増加傾向にも驚かされます。
とあるトレーナーさんでは、犬と言う動物とは何?から散歩の仕方が分からない、と言う飼い主さんを相手しているとお聞きしました。
これもまた、動物愛護法の規制の厳しさや獣医さんによってワクチン接種方法の解釈が違ったり、1番大事な幼少期の人間生活への社会経験できる環境が制限されてしまっていること。
人間が犬と言う動物に自然体に慣れていない事。
犬社会に平等という事はないので、子犬の時期に人間がしっかりと躾てあげる事で飼い主にコントロールされる事がどんなに安心で幸せな事なのかを学ばせてあげたいですね。
コロナ禍というご時世の中で、私達人間が大きなストレスを抱えがちな日常ですが、愛犬と共に過ごす事でよりストレスを抱えてしまうのか、
共に癒される空間を築きあげる努力をするのか、
今一度しっかりと考え迎え入れる決心をしてください。
甲斐犬を求める場合の絶対条件は何があっても大事に飼って頂く事を約束していただく事です。
そんなに難しい事ではありません。何故かと言うと最初から手放す事を考えて迎え入れる人はいないからです。
0コメント